どらまとめ【見逃したドラマのネタバレ・あらすじまとめ】

いつも見ていたドラマ見逃した!1話だけ見ていない!という人のためにドラマのあらすじネタバレまとめてます。

下町ロケット【原作・小説】ネタバレ感想まとめ!町工場の胸が熱くなるストーリー!

池井戸潤さん原作の下町ロケットの原作小説のネタバレを2人のライターにまとめてもらいました!

下町ロケット

下町ロケット

さなさんの下町ロケットの原作小説のネタバレ感想

やはり一番の見どころは中小企業が大企業をぎゃふんと言わせるという、池井戸潤先生の得意な展開です。

大企業が規模の大きさで見下しながら言葉巧みに追い詰めてくるところを、主人公の工場が絶対に揺るがない技術とプロ意識で逆に大企業のミスを指摘します。

完全に油断とおごりからくる不注意のミスなのに、それを主人公のせいにしようとしていたものだからいたたまれない相手側を読んでいたのはまさに爽快でした。

あやさんの下町ロケットの原作小説のネタバレ感想

今、池井戸潤さん大ブームですね、ドラマで半沢直樹やルーズヴェルトゲームにはまり下町ロケットもドラマ化待っていましたが待ち切れず本書に手を伸ばしました。

この小説は中小企業の頑張りを描いた作品だと読む前は思っていましたが、読んでみて思った感想は、自分たちの「正しさ」を証明する一企業の闘いのお話だと思いました。

この作品はとある中小エンジンメイカーの社長が自ら開発したロケットエンジンに転用できる水素エンジンのバルブシステムの特許を取得したところから話が始まります。

そしてそれから描かれるのは、その高い技術を狙う大企業からの裁判、その技術をいかに経営に結びつけていくかの方法を巡る社内対立、システムそのものが実際のロケットに組み込まれるかの厳しい評価試験など、様々な試練です。

主人公をはじめ多くの人間が奮闘し、自らの「正しさ」を証明していく過程は、とても胸が熱くなりました。

「正しさ」を勝ち取るという事は本当に難しい。でも、だからこそ、勝ち取った時は本当に価値があるものだと思いました。

「こんな評価しかできない相手に、我々の特許を使っていただくわけにはいきません」

大きな相手にも、一歩も引かない自分自信への自信を、確かな実力とともに、私も持ちたいです。

下町ロケット

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